自然の砂金採りを行う際の注意点、マナー | 一般社団法人資産運用総合研究所
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さぁ、金を語ろうか

自然の砂金採りを行う際の注意点、マナー

自然の河川で砂金採りを行うと、すがすがしく本当に気持ちの良いものです。ただし、採取するために何でもしてよいわけではありません。マナーを守り、度を過ぎた行動をしないこと。これが鉄則です。そこで、自然の砂金採りを行う際の注意点、マナーについて触れておきます。欲に駆られて何でもありといった行動は慎むようにしていただきたいと思います。

まず、砂金採り自体が実はグレーゾーンであることを認識しておく必要があります。北海道など河川で料金を支払って体験する場合には特段問題ないと思われますが、それ以外は必ずしも河川での砂金採取は合法とはいえない部分があります。本来であれば、鉱区を申請しその上で砂金採取をすべきだからです。ただし、あまり採れないことが幸いに、個人で楽しむ分には度を過ぎた行動をしない限りは注意されることは少ないと思います。しかしながら、重機を使うなど御法度です。川を荒らし、ボコボコにする。これも御法度です。掘った場所は元通りにするなど自然保護の観点からも節度ある行動をお願いします。

この他、釣り人の邪魔をしないといった配慮も必要です。釣りの方は遊漁券を購入し楽しんでいます。一方、砂金採りは自然の河川では特段お金を払うことなく自由にやっています。音をたてたり、パンニングする部分では川を濁すといったこともあるため、釣り人からは迷惑がられます。そもそも砂金採り人口は少なく、肩身が狭いこともあるため、できるだけ邪魔にならない場所で採取を行ってください。もしくは、釣りの禁漁期に行うなど配慮しましょう。

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北海道など一部を除き、そう簡単にたまらない

もう一点注意したいことがあります。それは、北海道など一部を除き、一度採取した場所ではなかなかたまらない可能性が高い点です。取り尽くすとまったく採れなくなる。これが通常です。そうした河川では、時間をかけなければ再度採れるようにはならない可能性もあります。将来の砂金掘り師のためにも、また砂金研究のためにも、どう行動すべきか、ご自身なりに考えてみてください。

もちろん、北海道などでは、とってもとってもまた出てくるというケースもあります。こうした場所では、取り尽くせないでしょう。誰かを体験してみたい人を連れて行くには良いと思います。ただし、場所を知りたいがために近寄ってくる人もいます。そうした方々に場所を教えると、根こそぎ採っていくというケースもあります。果たしてそれが本当によいのかどうか…。誰と行くか?本当に信頼のできる人だけに採れる場所は教えるか、こっそり自分の中で隠し持っておくかしておいたほうが無難だと思います。

自然破壊だけは絶対にやめましょう

私の周りにはいませんが、砂金採りのためであれば河川を荒らしても平気な人もいる模様です。こうした方々が増加すると自然破壊につながります。自然破壊が進めば生態系などにも影響を及ぼしかねません。お金に目がくらむ人はやらない方がよいと思います。砂金採りは趣味であり、儲け話にはなりません。そこははき違えないでください。そして、儲けようとするあまりに自然破壊を行うのでしょう。そういう人は結局採れませんから…。

なお、砂金採りにどっぷりつかりすぎて、仕事などに支障を来すというケースも一部あるようです。中毒性があるのかもしれません。本業である仕事や勉強などに影響がでないように、オンとオフを使い分けられるようにしてくださいね。

<堀った跡はできる限り元通りに戻すこと>

堀った跡に石を積み重ね、元通りに戻す。これが最低限のマナーです。

マナーを必ずお守りください

昨今では、全国各地、特に産金地として名高い地域において、砂金堀りのマナーが悪い方がいるがために近隣住民とトラブルになるケースも多発している模様です。自然の河川で砂金採取を楽しまれる場合には、以下のルールを遵守するようにお願いいたします。今後も皆さんが楽しめる環境をつくることが最優先です。日本人だからこそできる面でもあると思います。砂金文化を継続していくためにも、環境保護の面からも、マナーは必ずお守りください。

<砂金採取のうえでのマナー>
(1)違法駐車・無断駐車は行わないこと
(2)釣りなどに配慮すること
(3)堀削機械を使うことは禁止
(4)採取後は原状回復に努めること
(5)増水に注意。気象状況によっては中止も検討すること
(6)採取場所がわかるような写真の公表は自粛すること
(7)ゴミなど持ち帰ること。環境保全に心がけること

砂金掘りにロマンを感じる人のための1冊

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